【R-18】【801】ドキッ！ホモォだらけのBL学園！ 第五話♂ 淫獣カードバトル

安藤くんから処女をもらう宣言されて数日。
学校には慣れたけど、友達はまだ全然だ

ルイ「・・・？」








ルイ「おはよ。　ねぇ　なにやってるの？」

生徒「おっすー」

生徒「はよー！今、『ルーンナイト・マスター』のクラス対抗戦やってんだよ」

ルイ「なにそれ？」

生徒「えっ？知らないの？いま巷で大人気のカードゲームだよ」




生徒「プレイヤーはマスターとなって、数々の騎士（ナイト）を召喚するんだ！補助カードや技カードを駆使して戦うんだよ」

ルイ「へぇー　おもしろそうだね」

生徒「うん！おもしろいよー！あ、一緒に試合観る？」

ルイ「もちろん！」




生徒「マオー！負けんなー！負けたら明日全裸登校だからなー！」

生徒「わーってるって！」

ウサギ「おまえなかなかつよいなー！」

生徒「まぁー鍛えてっから。」

ウサギ「よし！それじゃー！こっちも本気だすぞー！」




ウサギ「手持ちのチップを１０払って『漆黒の騎士・ダークナイト』召喚！」

生徒たち
「なに・・・！？伝説のダークナイトだと！？」
「超レアカードじゃないか！！」
「ウサギ・・・おまえ・・・！」
ざわ・・・ざわ・・・


ルイ「え・・・・何？なんかざわざわしてるけど・・・」





ルイ「すごいカードなの？」

生徒「ああ！もちろんだよ！『漆黒の騎士・ダークナイト』は出現率が極めて稀なプラチナレアカード！！
「入手困難すぎて、生きているうちに拝むことができるかどうも危ういっていういわくつき・・・！」

生徒たち
「こんなところで拝むことができるだなんて・・・！」
「ﾊｯ！この男まさか・・・・伝説を継承せし"エル"の生き残りか・・・・！？」
「なっ・・・！バカな！奴らは滅んだはずじゃ・・・・！」
「まだ生き延びていたんだ・・・一人になっても・・・・・」


ルイ「ごめん　ちょっとついてけないわ」





ウサギ「ふふふー！目をふんじぼってよくみるといいんだぞー！」

ルイ「なに？「ふんじぼる」って　動詞？」


ウサギ「『漆黒の騎士・ダークナイト』！コーール（召喚）！！！！」



ﾄﾞﾞﾝ！

ルイ「！！！！！！？？」




ルイ「ちょっ！！！なにこれーーーーーー！？めちゃくちゃウサギさんそっくりなんですけど！！
「てかなんで全裸！！！？何で同級生に似たキャラのち○こ見なきゃなんないんだよ！！！」




ウサギ「ながいことパートナーやってるとだんだん似てくるんだぞー」

ルイ「すっげぇシステムだなオイ！！！！」

生徒「えっ・・・じゃぁ、股間も・・・？」

ルイ「やめてー！！股間のことはちょっと聞きたくないーー！！！」




ウサギ「ターンをつづけるぞー！補助アイテム！『レディスの羽衣』を装備！！！」

ルイ「あっ　なにか装備するんだな。ああ、そうしてくれ。何か着てくれ
「もう　こんなことに死ぬほどホッとしている自分がいるよ」



ﾄﾞﾞﾝ！

ルイ「衣じゃねぇええええええええ！！！！どこが羽衣だよ！ただのジェイソンマスクじゃねーか！！！！
「何詐欺ってんだよ！てか、隠すとこもっと他にあんだろ！！！絶妙な変態が完成しちまったよ！！どうすんだこれ！！！」
※しかもフルボッキ




生徒「くそ！負けるか！５のチップを払って『朝霧の騎士・ドラゴンナイト』を召喚！」

ルイ「そうだよ！こんなわいせつ物陳列罪に負けないで！」




生徒「ああ・・・負けねぇよ・・・！俺はこんなところで負けるべきじゃない・・・・！
「俺は真の『レジェンド・オブ・ナイトマスター』になるんだ！！てか、負けたら明日学校行けない。」

「勝てよマオー！負けたらマジで全裸登校してもらうからなー！！」

生徒「美しき相棒（パートナー）よ・・・俺に力を貸してくれ！！『朝霧の騎士・ドラゴンナイト』！！コール（召喚）！！！！」



ﾊﾞﾞﾝ！！

ルイ「なんでだああああああああああ！！？？？？」




ルイ「何だよこの絵面！！！気持ち悪いにもほどがあるだろ！！！！」

生徒「美しい俺の相棒（パートナー）になんてことを言うんだ！謝れ！！」

ルイ「どっちがどっちだかわかんねーよ！てか、何なんだよこれ！？ウサギさんを戦わせるゲーム！！！？？」

ウサギ「おれのチン○ンはもっとデッカイぞー！」

ルイ「死ぬほどどうでもいいわ！！！！」




ウサギ「もっとデッカイのになー・・・まーいいかー！そろそろケッチャクをつけるぞー！」

生徒たち
「な・・・まさか・・・・！」
「出るぞ・・・・あの伝説の技が・・・・！」

ルイ「えっ・・・なに・・・・」

ウサギ「超必殺奥義！！！！（ハイパープレミアム・ミレニアムハート）」




ウサギ「デス・フィンガー！！！！！」

ルイ「カンチョーかーーーい！！！！！！！」




ウサギ「ふっ、ちょろいぜー！」

生徒「負けた・・・完敗だよ・・・・やっぱ伝説の『漆黒の騎士・ダークナイト』には敵わねぇな・・・
「ビジュアルから何からスペックが違いすぎる・・・」

ルイ「いや、外見同じだったよ！？どっちも全裸のウサギさんだったよ！！？」




ウサギ「まー『ルーンナイト・マスター』ってのはこんなかんじだー！おまえもやるかー？」

ルイ「いや・・・いい・・・・・」

全裸の同級生を戦わせるゲームとか・・・・
ひどすぎだろ・・・

僕は絶対買わないね・・・！


・
・
・




とかなんとかいって・・・・




ルイ「最終的には買っちゃうっていう・・・」

（うわーついやっちゃったよ・・・しかも貯金してたおこづかい全部使っちゃって・・・
（とほほ・・・）





（でも・・・・これでみんなと遊んだら楽しいだろうな・・・）
 （・・・・・）



「よし・・・！じゃあ　さっそくデッキを組むぞ！
「やるんだったらとことんやんなきゃ！」




（デッキを組んでマスターしてみんなと仲良くなるんだ・・・・！）



-------



ルイ「うわー！夜遅くまでデッキ組んでたら寝坊しちゃったよ！急げ急げ！」








ルイ「・・・？あれ・・・どうしたの・・・・こんなに集まって」

田中「お早う。ルイ・スウェイン。待っていたぞ」

ルイ「おはよう・・・」
（この人誰だっけ）

田中「先ほどから皆に言っていたのだ」




「これから、抜き打ちで持ち物検査を実施する、とな。」
 






え・・・・


田中「お前達は最近、私物を持ち込みすぎている。特にカードゲーム。なんちゃらふぁいたぁだか知らんが・・・」

生徒たち
「おい！マジふざけんなよ！田中のくせに！！」
「持ち物検査だなんて聞いてないぞ！！」

田中「・・・貴様らは阿呆か？抜き打ちでやるのに事前に予告する者がどこにいるのだ。」




田中「そもそも、お前たちが授業に関係ない物を持ち込んでいなければ、こんなことにはならなかったのだぞ」

生徒「な・・・！？」

田中「人気のカードゲームだか何だか知らんが、きゃっきゃうふふと楽しそうにし腐って・・・！
「どうして俺を誘ってくれないんだ！！！」

ルイ（えええーーー！）




田中「ずっと羨ましかったのに・・・・！酷いじゃないか！！
「だから俺は悪くないぞ！！！誘ってくれなかった貴様らが悪いんだ！！！」

ルイ（なんだよその個人的な感情は！！持ち物検査はただの腹いせかよー！！！）




田中「と、いうことで持ち物検査を開始する。授業に関係ないものは即没収！半年は返ってこないと思え
「では、まず・・・・」




田中「ルイ・スウェイン。お前からだ」

ルイ「え・・・！？」

田中「そこの机の上に鞄を置け。俺が直々に見てやろう」

ルイ「・・・・」


田中「どうした？何かまずいものでも入っているのか？」

ルイ「いや！別にそんなことは・・・・！」

田中「では、大丈夫だろう？早くしたまえ」

ルイ「・・・」





田中「では、中身を検めさせてもらうぞ」


どうしよう・・・
どうしてこんなときにかぎって・・・

ああもう・・・！
せっかくデッキ作ったのに・・・！




せっかく・・・
友達ができると思ったのに・・・・


？？「んだよもぉーー」
ルイ「！」




安藤「持ち物検査とかｗｗｗｗダルすぎワロタなんですけどーーーｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ルイ（・・・安藤くん・・・・？）

田中「何を馬鹿なことを言っているのだ安藤。だるかろうがなんだろうが参加してもらうぞ」

安藤「えーーーｗｗｗｗｗｗ」




安藤「俺パーースｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

田中「あっ！おい！！こら待て！」




生徒たち
「うわ・・・なんだよアレ・・・」
「逃げるとか反則だろ」
「てか、一瞬見えなかったぞ・・・どんだけ足速えんだよ・・・」

田中「まったく・・・安藤の逃げ足の速さにはいつも目を見張るものがあるな・・・・
「まぁ、奴は後回しでいいだろう順々に片づけていかないと授業が始まってしま・・・・」




田中「ん！！！？？？無い！！無いぞ！！？ここにあった鞄はどうした！！？」
ルイ「あれ！？うそ・・・！いつの間に・・・・！」
田中「ルイ・スウェイン！貴様・・・！どこに隠した！！？」

ルイ「な・・・！僕は隠してなんか・・・！」

田中「・・・！もしや・・・・」




安藤「ｳｪｰｰｲｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

田中「安藤おおおおおおおおおお！！！！！！」




田中「ふざけやがって！追うぞ！ルイ・スウェイン！！！鞄を安藤から取り返すんだ！！！」
ルイ「あ・・・！うん！」
田中「俺はこちらから行って回り込むから、お前はそのまま真っ直ぐ奴を追え！」

ルイ「わかった！」






田中（俺を会話で引きつけている間に鞄を盗むとは・・・！なんて奴だ・・・・）

「ぐううう！俺を侮辱しやがってええええ！！もうｹﾁｮﾝｹﾁｮﾝのぼっこぼこにして！ぐりぐりしてやるうううううう！！！！
「畜生！！待ってろ安藤！！！！！」




「あっ」


 


田中「ああああああああああああああああああああああああああ」


ルイ「ああもう！安藤くん足速すぎでしょ・・・・！全然追いつけないよ！！」
（やっぱり普段は手加減してたんだ・・・！とんだバケモンだな・・・・）





ルイ「って、あれ・・・？行き止まり・・・・！？」




（もしかして・・・この教室にいるのかな・・・）

「安藤くん・・・・？

「いるの・・・？
「いるなら返事して・・・」




ルイ「・・・！僕のかばん・・・」

（コレがここにあるってことは・・・・・・）




安藤「おっすーーーｗｗｗてんこうせーーーいｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ルイ「っ・・・！安藤くん・・・！」
（やっぱりここにいたのか・・・・！）

安藤「お前ｗｗｗよく俺のあと追いかけてこれたなｧーｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
「アレ、マジ全速力よ？ｗｗｗｗｗｗあっしはっやーーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ルイ「くっ・・・・痛・・・！はな・・・せ・・・！」




安藤「てか、いつもと逆だよな？」
ルイ「な・・・何がだよ・・・！」

安藤「追いかけんのだよ。俺が逃げてお前が追いかける、トカ・・・
「も、マジ興奮すんですけど」

ルイ「な　なに言って・・・・」




「っ・・・！」





「んっ・・・や・・・・・・・」
「やめっ・・・！う、んんっ・・・・」




「はっ・・・あ・・・・・」





ルイ「やめろっつってんだろ！！！このド糞野郎が！！！！」
安藤「ドナウ！！」




安藤「んだよもーーｗｗｗいってぇなーーｗｗｗｗｗ」

ルイ「何流れるようにキスしてんだよ！！誰が許可した！！！誰が！！！」
安藤「んーｗｗｗｗ俺？ｗｗｗ」

ルイ「何でだあああ！！！！！」




ルイ「ああもう君は！わけわかんないことばっかり・・・！てか、返してよ！！僕のかばん！！」
安藤「あ、やっぱりそうなっちゃいます？ｗｗｗ」

ルイ「そうなっちゃいますってなんだよ！？当たり前でしょ！
「何で僕のかばん持ってたんだよ！君は何がしたいんだよ！！？」

安藤「えー」




「・・・・・」




安藤「そりゃお前・・・嫌がらせにきまってんだろ」
ルイ「はぁー？嫌がらせって・・・もう・・・いい加減にしてよ まぁ・・・あの場面ではありがたかったけどさ・・・」

ルイ「・・・・」

「とりあえず・・・僕のかばん返してよ」




「ヤッダピョーーーーーーーンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」



ｲﾗｯ

安藤「俺がそんな簡単に渡すわけないだろｗｗｗｗ何かを手に入れるには何かを失くさなきゃならないｗｗｗ
「世の中等価交換なんだよｗｗｗｗｗｗｗｗ

「まーこりゃアレだなｗｗｗキッスだなｗｗｗｗ」


ルイ「は？」




安藤「キスひとつで手を打ってやるよｗｗｗｗ」

ルイ「えっ・・・ちょっ　はぁ？意味がわからないんだけど」
安藤「かばん返してほしかったら俺にキッスしろってこーとｗｗｗｗ」

ルイ「はああああああああ！？」

安藤「いつも俺からだからさーｗｗｗｗお前からされたいんだよねｗｗｗｗｗ」





ルイ「な・・・何で僕が安藤くんにキスなんか・・・・！」

安藤「えー？いいのかーｗｗｗんなこと言っちゃってｗｗｗｗかばん、突き出してもいいんだぜ？」

ルイ「！！」

 なんだよそれ
脅迫じゃないか・・・・！




安藤「まｗｗｗ俺は別にいいぜｗｗｗどっちでもｗｗｗｗ

「かばん突き出してお前の泣きそうな顔見てもいいしーｗｗｗ
「嫌がりながらキスするお前の顔見てもいいしーーーｗｗうはｗｗｗ楽しｗｗｗｗ」

ルイ「この・・・！」
安藤「で、お前どうすんの？キスすんの？しないの？」


ルイ「・・・・っ・・・！」

 ああもうっ！


ルイ「わかったよ！やればいいんだろう・・・！？」





なんだよ！なんでこんなことになってんだよ！
僕が安藤くんにキス・・・だなんて・・・

アレだ！フェ○とかじゃなくてよかったって思うことにしよう！
てか、公園の水飲むヤツだと思えばいいんだよ！

シュッと口つけてシュッと離す！
これでかばんが返ってくるなら万々歳だろ！
もう考えるのはやめよう

無になるんだ・・・！無に・・・・！
 



安藤「や・・・やさしくしてね・・・・///」

ってオイ
頬を赤らめるな

やりづれぇだろうがああああああああああああ！！！！




ルイ「ち・・・力抜いてよ・・・！」
安藤「や、だってよ・・・・///」

何モジモジしてんのおおおおお！！？
いつものドＳな安藤くんはどこ遊びいっちゃったの！！？？
てか、何このフワフワした空気！！
なんかこっちまで恥ずかしくなってきたんですけどおおおおお！！！


安藤「あっ・・・！///そんな強く・・・掴むなよ・・・・」
ルイ「！　ご・・ごめ・・・！」




ルイ「って！気色わりいんだよおおおおおおおお！！！！！！！！！！」
安藤「インダス！！！」




ルイ「何で僕が安藤くんの言いなりになんなきゃいけないんだよ！！！

「ふざけるな！この淫獣サイコ野郎が！！！！
「10000回くたばれ！！！！！」







安藤「痛・・・たた・・・

「いやーーｗｗｗ響いたわーーｗｗｗ
「もうｗｗｗミゾオチさんがﾏｼﾞ生またてのバンビｗｗｗｗｗｗ」

「あいつどんだけありえんティーだよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」




「・・・・」

「ったく・・・
「ちっとも思い通りになりゃしねぇ」









 


（ああもう！何なんだよあの人！ふざけちゃって・・・・！
（てか！なんで僕が！！あんなイカレポンチ野郎にキスしなきゃ！なんないんだよ！！）

























ウサギ「おーーい！てんこうせーーい！！」

ルイ「ウサギさん・・・？」
ウサギ「どこいってたんだよー！さがしたんだぞーー？」

ルイ「えっ・・・探したって・・・・何で？」




ウサギ「もちものけんさ、えんきになったんだぞ！」
ルイ「！」

ウサギ「かいちょうが階段から足ふみはずして入院してなー！ ぜんち一週間？だとかなんとか・・・・」
ルイ（会長ってもしかしてあのメガネの・・・！？）

「ってことはじゃぁ・・・しばらくは学校来れないってこと！？」
ウサギ「そうだなー！」

ルイ「・・・てことはじゃぁ・・・しばらくは持ち物検査がないわけで・・・
「『ルーンナイト・マスター』をやるのにジャマはもう何もないってことだね！！？ やったぁ！！！！」


ウサギ「んー？たしかにそうだけど・・・」




「あんなんもうみんな飽きちゃって だれもやってないぞー？」




ルイ「えっ・・・・！？」




この学校の生徒は
異常に熱しやすく冷めやすい性質なのであった


ﾂﾂﾞｸｩｰ（＾０＾）