2013年12月25日水曜日

【3日間住んでみた】Once Upon an Isle 3日目





「Once Upon an Isle」3日目。クリスマスの朝



昨日はなんのかんのとモヤモヤしていたので、なかなか寝付けなかった山田さん。
昼ごろのっそり起きだしてきました



「・・・・」モゾモゾ



いつもならかわいい寝間着をみなさんに見せてくれるはずなのですが、
今日の彼女は、大学ジャージ、ノーセット、ノーメイクのトリプルコンボ(^0^)
あの見栄張りの山田さんがこんな無様な姿をみなさんに晒すだなんて・・・w

とっても彼女らしくありません






トイレもつまらせるし(^~^)




「あーパンうまーーー。やっぱジャムパンって最強よねーー」ムシャァ



『ランチタイム・ウェザーニュース☆今日の「Once Upon an Isle」はちょーさむーいみたいなーー?
『んで、聖なる夜らしく雪が降るみたいだよん!みんなーちゃんと避妊するんだよーーー!』

「へー、今日雪なんだーー。どーりでさむいと思った。じゃ、うちにいよーっと。
「こんな日にでかけるだなんてバカみたいよねー」



「昨日もそうすればよかったわー」

今日はイケメン(仮)と会う約束をしているので、もう彼の家に行かなくてはなりませんでしたが・・・
どうしても、脚が動きません
会いたくありません



(今日はずっと家にいましょう。そうよ。26日までずっと家にこもってればいいのよ
(外なんかに出るからクリスマスだってことを思い知らされるし、

(あんないやなもの、見ちゃうのよ・・・・・)


(彼と約束してたけど・・・・あたしが来ないとわかればあの女と適当によろしくやるでしょ・・・)


(・・・・・・)





「・・・・ハッ!

「イケメン(仮)が心配して、ここまで来るかも・・・・・!」




(そんなのいや・・・・!絶対に会いたくないわ!!)

滞在先を教えてはいませんでしたが、あの無駄に優しくて紳士的なイケメン(仮)のことです
心配して山田さんの家を探そうとするのではないでしょうか

となると・・・・山田さんの家と彼の家は同じ雪原地帯にあるので、家バレも時間の問題です。

そう思うと急にこわくなってしまった山田さん。
家を飛び出しました




かといってぼっち充な山田さんに行くあてなんてありません・・・
とりあえず適当にどこかぶらぶらするしかないでしょう


パッと目に入ったこの建物は委託販売所。プレゼントボックスが二個連なってますよ!かわいい!
気に入ったので、とりあえず中に入ってみましょう



さわやかな壁紙の店内はおもちゃでいっぱい!子ども達が大喜びしそうですなぁ



ディスプレイにはお人形がズラリ。なんだか楽しくなっちゃいます



「いらっしゃいませー!なにをお求めで?」

「素敵な恋人と過ごす素敵なクリスマス。」

「・・・・お客さん・・・・・そんなの・・・・僕だってほしいですよ・・・・・・」

無茶な注文をして店員を困らせる山田さん(^-^ウーンコリャ末期ヤナー
ま、せっかく来たのでお買いものでもしていきましょう



おもむろに採掘機をショッピングカートに入れる山田さん。
それでいったい何を掘ろうというのだね(^0^)



こうなったら街を穴ぼこだらけにしてやりましょうか!そう思って街を見渡していると・・・・

森林地帯に続く道のそばにこんな素敵な建物が!どうやらここはネクタリーのようです。
ネクタリー!!筆者はネクターを作るのも飲ませるの大好きです!せっかくなので立ち寄ってみましょう



早速物色する山田さん。ていうか、店の人・・・・何故魔女帽子なのでしょう。雰囲気合いすぎです



とりあえず一番高いものを購入してさっそくテイスティング!5000年前のネクターですよ~!

筆者は古いネクターをコレクションするのも大好きなので、飲ませてしまうのはもったいないのですが・・・
今の山田さんにはアルコールが必要(^~^



だけど・・・

おいしいネクターを飲んでも気分は全然晴れません。
むしろなんだか・・・・

「ハァ・・・・・」

どんどん気分が落ち込んでくる山田さん



「イェアーーー!」

と、なにやら傘を見てガッツポーズしているシムが一人。



おおー!なんだかとっても個性的な外見をしておられますね!
彼女の名前はサラフィーナさん。この街のゴーストハンターをしておいでです。

なんだかおもしろそー!俄然彼女に興味がわく筆者と山田さん。
この方、特質の「芸術家肌」と「超ロマンチスト」が山田さんとかぶってるんですよねー!仲良くなれるかも^^



「へぇ、あんたってけっこうおもしろいのね。気に入ったわ!これからどっか行かない?」

「いいよー!どこか楽しい場所、知ってるーー?」

「え・・・」

(ダメ元で誘ったのに・・・てか、あたし旅行者なんだけど・・・・)




「・・・おもしろいかどうかわかんないけど、ちょっと興味ある場所があるから寄っていいかしら」

「うん!いいよーー!てか、どこでもいいよーーー!わぁ!楽しみだなぁ♪
「君みたいなカワイイ子といっしょにでかけられるなんて♪」

「・・・・」


彼女のテンションがやけに高いのが少し気にはなりましたが

じゃーーーん!見てください!この立派な建造物を!この町にはなんと!スフィンクスさんがあるんですよーー!
しかもちゃんと探検だってできるんですよ!

中の様子はネタバレになってしまうので秘密ですが



全然スポーツスキルなくて、扉を開けるのにも一苦労な山田さんを差し置いて



ずっと携帯見ながらゲハゲハ笑っているサラフィーナさんのお姿がとっても印象に残りました(^-^)

「あはははー!これ、おもしろーーい!」

「ちょっと!笑ってないであんたも手伝いなさいよー!!」

「えーーー?やだーーーーー♪」

「クソ○○○がーーーー!!」



あー!似合わない肉体労働なんてしてしまいました!疲れてしまったのでどこかで休みましょう

ここは森林地帯にひっそりと建つ一軒のパブ。これ、見てくださいよ!この形!切り株型になっているんですよ!かわいいですねー!
このワールドはいろんな形の建物があってとってもおもしろい!(^///^)



店内はまさに隠れ家!といった感じ。ここなら落ち着いてお酒が飲めそうですね



テーブルの上にかわいい置物がwwwやだ・・・なにこれぇ・・・・(キュン)



「・・・クリスマスの日に付きあわせちゃって悪かったわね。おごるわ」

「えーーー!いいの?わーーーい!ワタシ、小エビのカクテルが食べたいなーーー♪」

「フィッシュアンドチップスふたつ頂戴」

「えーーーーーーー」



「エビが食べたかったのにーーーー」

すんません。地元パブじゃ売ってないんすーーw



「・・・・」

って!あ・・・あれ・・・・?なんで別々に食べてんのwwwせっかくだから一緒に食べろよー!ww
もしかして・・・怒ってる・・・・?w



と、どうやらそんなことではなく、ただ単にお互いひとりで食べたかったみたい。
その後は普通におしゃべりしてました

「やっぱ芸術って最高よね!絵具の色!感触!におい!たまらないわー!
「あーーあたし、もうアーティストになろっかなーーー」

「うんうん!いいねーー!いいんじゃない♪」



「そんな君は・・・とっても素敵だよ♪ 食べちゃいたいくらい♪」

!?(^0^)




な、ナンテコッターーーー!wwwwww
まさかここにきてサラフィーナさんの「超ロマンチスト」が発動wwwww
サラッと口説かれてしまいましたwwwwwキマシタワーーーーーwwwwwwwwwwww

「ちょ、ちょっと!あんた何言っての!?」

「えーー?別によくなーーーい?」

「よくないって・・・!良くないわよ!!」



そうです!山田さんは性志向が「男性10000 女性-10000」のドノーマルなのです!!

したがってサラフィーナさんを激しく拒絶しちゃいます><
筆者的には大歓喜だというのにっ・・・・!

「あたしにそんな趣味なんてないわよ!もう!やめてちょうだい!」

「えーーーーー」



「か~~~ら~~~の~~~~~?」


「!?」



な、なんということでしょう!サラフィーナさん、またロマンチックコマンド入れてきましたよ!!wwwww
普通一回拒否られたらもうしないのにーーーーーーーwwwwwwwww
すげぇや!鉄の心臓だァーー\(^o^)/

「あはーー!戸惑った君の顔もカワイーーー♪」

「な、なによ!そんなこと言ったってあたしはなびかないわよ!」



「か~~~ら~~~の~~~~~?」


「!?!?」

って!またァーーーーーーーーー!?wwwwwwwwwww
な、ま、マジかーーーーい!wwwwサラフィーナさん、三度目のロマンチックコマンドです!
もう、どうしてーーーーー(^0^=^0^)



「い、いやだって言ってるでしょ!しつこいわね!」

「なんでーー?いいじゃーん!新しい扉開いてみようよーーー♪ 案外ハマッちゃうかもよーー?」

「は、はまらなくていいっ!///」

「ええーーーーーー」

「なんで、そんなにくどいわけ!あたし、こんなに拒絶してるのよ!?いい加減潔く諦めなさいよ!!!」



「だって好みなんだもん♪ そんな簡単に諦められないよーー!いまここで諦めたら絶対後悔しちゃうし♪」

「後悔・・・・・?」

「うん、そう!だって出会いはイチゴイチエなんだよーー?あ、知ってる?イチゴイチエって」

「?」

「人と人との出会いは一生に一度きりの、それっきりのものなんだってー!ばっちゃが言ってた
「それもそうだよねーー!ワタシと君が出会えたのだって、すっごい確率だもん!これって奇跡だよね」

「・・・・・」


「だから、ワタシはそれを大事にしたいわけ♪」



「君はどう思う?」

「・・・・あ、あたしは・・・・・」

あたしは・・・・・



「あっ」

「?」

「12時になった!クリスマス終わりだねー」

「・・・えっ・・・・・・」


ぼんやりと時計の針を見てみると、彼女の言った通りもう12時。
山田さんは結局、また彼と一緒にクリスマスを過ごすことができませんでした

・・・・もしかしたらこれからもずっと、そうなのかもしれません













月が明るく山田さんを照らします。

神様はこのかわいそうな女の子のことをみてくれているのでしょうか
見てくれていないのなら、職務怠慢です。見ていてくれているのなら、とんだドSです。
どちらにしろ、ろくでもねぇことには変わりませんがね

山田さんは割と敬虔なクリスチャンなので、今回も教会で夜を過ごしたいと考えていたのですが
この街には教会がありません



なので、それっぽいところへやってきました。しかしながらこの区画は「Wedding Cake Castle」という高級ラウンジで・・・・



そのまんまモロ結婚式場です。独り身なのに結婚式場とは・・・!なんとも皮肉



でも、店内はどこか神々しくて、神聖なきもちになります

そして・・・・



(なんだかここ・・・「Winter wonder land」の教会に・・・すこし似てる・・・・)

あの時も、山田さんはひとりでクリスマスの夜を過ごしていました
リア充爆発しろ!なんて言いながら、誰かかっこいい男性を探しながら・・・

彼のことだけを求めて


(あなたって嫌な男ね)



(いつでもあたしのいる場所に、運命の相手みたいな顔で現れて・・・・



(素直になれない、全然かわいくなんてないあたしに・・・バカみたいに優しくしてくれて・・・・



(こんなあたしのこと、『好き』だなんて言ってくれて・・・・


(・・・・優しい男なんて、だいきらいよ・・・・だって他の女にも優しくするんでしょう?
(そんなの嫌。あたしはあたしにだけ優しくしてほしいの。自分は優しくなんてないくせに・・・・ね

(だから、あなたのことは全部諦めるわ。
(もし、あの時あなたと一緒にいた女がただの友達とかでも・・・あたしは許せないもの。
(こんな気持ち、もういやなの。

(つらいの・・・・・)




「マスター、強いの一杯頂戴」

「はい、かしこまりました」




(酒に逃げるだなんて、バカみたいだと思うけど・・・・今夜は許してね・・・・かみさま・・・・・)












もうどれくらい飲んだことでしょう。途中からはもうほとんど味なんてわからず、浴びるようにして酒を煽っていた山田さん。

どうやらすっかり寝入ってしまっていたようです



まだ覚醒しきっていない彼女の背中を、誰かが優しくなでてくれています


きもちいなぁ・・・・
このまま、ずっと・・・・なでていて・・・

「・・ださん・・・やまださん・・・・・」




「山田さん、山田さん・・・起きて・・・・・山田さん・・・・・」


うるさいなぁ・・・・・
だれよ あたしをそんなばかみたいな なまえでよぶのはぁ・・・・



「あたしはぁ~~やまだなんかじゃないん、らけろぉ~~」

「え・・・?ちがうの?」

「ちあうわよ~!ありっさちゃん!あたしはありっさちゃんってゆうのぉ~!ばか~~!ちんかす」

「そうなんだ」



「ごめんね。アリッサちゃん」

「ん。ゆうしてあげゆ~~」



「・・・・」


えっ!!?え・・・・っ イケメン!!?


「な、な、なっ・・・・・!!なんで・・・・っ!!!」




な・・・なんであなたがここに・・・!?

「だ、大丈夫!?そんな急に立ったら酔いが一気に・・・・」

な、なんで・・・なんで・・・・



「いやーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


「でぶし!」



「ちょ、ちょっと・・・・アリッサちゃん!ま、待って!」

彼のことを忘れたいがために酒を煽っていたというのに、まさか・・・まさか出会えるだなんて!
あまりのことにパニックになってしまう山田さん

(や、やだ・・・!会いたくない・・・会いたくないのに・・・・)



「!い、いきどまり・・・!」

「はぁ、やっと追いついた・・・・」



「来ないでよ・・・」

「え・・・?」



「来ないでー!嫌!嫌よバカ!!」

「ちょ、ちょっと!落ち着いて」

「やだ!さわんないでよ変態!エッチスケッチワンタッチ!温こんにゃくーー!

「え、えーー!?待って、本当に落ち着いて!」



「お、落ち着いてなんかいられるわけないでしょ!さわんないでよ!
「あたし以外の女といたくせに!」

「えっ」

「他に女がいるくせになんであんなこと言ったのよ!
「なのに、そのことに全然ふれないし・・・!あたしばっかり意識して、バカみたいじゃない・・・!

「なんなのよ・・・!バカ・・・・・ちんかす・・・・」



「・・・・やだ・・・・・もう、嫌・・・・・・」

「アリッサちゃん・・・」

もう変に意識したり、どぎまぎしたり、イライラしたりしたくない
だから諦めようと思ったのに・・・

彼はそれすらも踏み越えて・・・いとも簡単に心を乱してしまう


「おねがい・・・離して・・・・」


「・・・・ごめん」



「それは無理だ」

「!?」


「あっ・・・!ちょ、ちょっと・・・!なにすんのよ・・・!やっ・・・・・・」



「やぁ・・・・・っ」



額にあたたかく、やわらかな感触を感じて目をあけてみると・・・彼が・・・ひ、ひ、ひたいに・・・・


「な・・・な、な、な・・・!」



「に、すんのよ・・・・・・っ!」

「落ち着いた?」

「お、落ち着くわけ、ないでしょ!バカぁ!!変態!!」

「変態はひどいなぁ」

「もう、わけ、わかんないことばっかり・・・・!」

「話を聞いてほしかったんだ」



「誤解してるみたいだったから・・・」

「誤解・・・・?」

「君は私が彼女といるとこを、見たのかな?・・・あの人はただの会社の同期だよ。」

「え・・・だ、だってあのあと・・・寝たんでしょ!」

「ね、ねたって・・・///そんなことしてないよ」

「嘘!!」

「本当だよ。彼女、婚約してるし」

「・・・・ほんとに・・・・?」



「うん。本当。」

「・・・ほんとにほんと?」

「本当に本当に本当だよ・・・・君のことが好きって言ったのも、本当だよ」

「!!」


「君の自由なところに、本当に憧れてるんだ。私にはできないから・・・・
「好きだよ。春風みたいな、小鳥みたいな君が好きだ。」

「・・・返事を聞きたいんだけど・・・・・いいかな?」



「あ、あ、あ・・・たしは・・・・・・」

あたしは・・・・・



「・・・」

「・・・答えを強制するなんて、男らしくないね。ごめん。次いつ会えるかと思うと、気が焦ってしまって・・・
「余裕がほしいな・・・はは」

「・・・・余裕、ないの・・・・?」

「ないよ。私だって・・・これでも結構緊張してる。ドキドキしてるよ」


「・・・ったしも・・・・」

「え?」



「あたしも・・・・ドキドキ、してる・・・・・」


「あなたがいると、ドキドキして・・・・へん、なの・・・・」



「どうにか、しなさいよ・・・・あ、あなたの、せいなんだからね・・・・・!」

「・・・アリッサちゃん」

「な、なによ!変だっていいたいの・・・!?あたしらしくないって!?
「しょうがないじゃない!こんなあたし・・・・あたしだって知らなかったわよ・・・・・!想定外なの・・・・」

「嬉しいよ」

「え・・・・?」



「ありがとう。色んな君を、見せてくれて・・・・」





「これからも見せてね」そう言って彼は微笑みました。
山田さんの言葉は明確なものではありませんでしたが、彼には・・・・ちゃんと、届いたみたいです



この美しい街で、彼女は恋をして・・・



すこしばかりおかしくなっちゃう自分に気付いて、恋をしていると気づいて



ちょっとだけ、変わることができたのかもしれません



これからどうなってしまうのかは、わからないけど
今はただ・・・

しんしんと雪が降るこの街と、大好きな人を見つめていたいと・・・・心から思うのでした



【結論】

「Once Upon an Isle」に3日間住んでみたら
定住したくなった(笑)

小さいのに見どころがいっぱいあってとっても素敵な街です!
建物一軒一軒、風景のひとつひとつがとても作りこまれていて、愛情を感じました。
住民も個性的でおもしろく、この人たちの人生は一体どんなものなのだろうかと
想像力をかきたてられるようなシムたちばかりで、自分のホームタウンに連れて帰りたいくらいです!w特にサラフィーナさんwww
ただちょっとスフィンクスが・・・wまぁ、それはいいでしょう!wwww


このワールドは最高におすすめのカスタムワールドです!!


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ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
それでは、また次の町でお会いしましょう♫

Buon natale!



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